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わたし
「2人で遊ぶためにロストシティ購入しようと思っているけど、評判が気になる…」と思っているそこのあなた。
私たちカップルが実際に購入し、プレイしてみました!参考にどうぞ!
いきなり結論:こんなカップル(夫婦)にはオススメ。
時間がない方のためにお話しすると、このゲームはこんなカップル(夫婦)にオススメです!
- ルールはあまり複雑じゃない方がいい。
- ボードゲームの経験や頭の回転に差があっても、楽しめるものがいい。
- ある程度「頭脳戦」の要素があったほうがいい。
ロストシティとは?
ロストシティは、ドイツのボードゲームデザイナー「ライナー・クニツィア」が開発した2人用ボードゲームです。
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した「ケルト」は、このゲームを元に開発されました。
プレイヤーは「探検家」として、未開の土地を開拓していき、「名声」や「財宝」を獲得する…という設定のゲームです。
別にその設定がなくても成り立つゲームなんですけどね(笑)
ロストシティのルール
わたし
ここからは、ルールを簡単に説明するよ。
レビューを先に見たい人は、こちらから飛んでね。
入っているもの・用意するもの
入っているもの
- ゲームボード1枚
- カード60枚
- 探検カード45枚(5色、それぞれ「2」~「10」1枚ずつ)
- 賭けカード15枚(5色、それぞれ3枚ずつ)
準備するもの
- 得点計算用の筆記用具(スマホのメモ帳でも可)
ゲームの目的
ボード上にカードを並べていくことで得点を獲得し、相手より多くの得点をゲットすることです。
得点は、主に探検カードに書かれている数字によって決まります。
ゲームの進め方
カード・ゲームボードについて
ゲームボード:5色(黄・青・白・緑・赤)のカードを出す位置を示します。ボード上が「捨て札置き場」、ボードの手前がカードを並べる場所となります。
探検カード:書かれている「色」が「カードの置き場」、書かれている「数字」が獲得できる「ポイント」を表しています。
賭けカード:カードの特典を1枚なら2倍、2枚なら3倍、3枚なら4倍にします。
ゲームの手順
- カードをシャッフルし、8枚ずつ配ります。余ったカードは、山札として横に置いておきます。
- 先攻・後攻を決めます。(ルールには年長者からと書いていますが、どちらでも良いかと。)
- 手札のカードを1枚だけボード上に出します。この時、次の2つの選択があります。
- カードを並べる:対応する色のカードを並べていきます。ここに置かれたカードは、得点になります。
- カードを捨てる:ボード上の対応する色の捨て札置き場に、カードを捨てます。ここに捨てられたカードは、次の相手のターンから、両者引くことができます。
- 山札、もしくは捨て札置き場から、1枚だけカードを引き、手番が終了。この時、山札のカードの残り枚数を確認することができます。
- 1~4を交互に繰り返し、山札のカードがなくなったら、1ゲーム終了です。
- 1ゲーム終了ごとに得点を計算します。以降、1~5を繰り返しますが、2ゲーム目からは得点が高い方が先攻となり、進めます。3ゲーム行い、合計点が高い方が勝利となります。
カードを並べるときのルール
- カードは何を出してもかまいませんが、「賭けカード」→「数字の小さいもの」→「数字の大きいもの」の順で出さなくてはなりません。※「3」を出した後に、「賭けカード」と「2」は出せないなど。
- カードを追加するときは、すでにあるカードの上に、数値が見えるようにずらして配置します。
- カードを出した瞬間に、その列の得点が「-20点」となります。つまり、20点分以上のカードを並べなければ、得点がマイナスとなります。もちろん、賭けカードがあれば、マイナスも倍化されます。
- 1列にカードを8枚以上並べられると、得点計算後にその列に「+20点」が加えられます。
カードを捨てる時のルール
- 表向きに捨てます。この時、一番上のカードだけが見えるように捨ててください。
- 自分の手番に捨てたばかりのカードは、次のターンから引くことができます。
このゲームの面白いところは?
ジレンマたっぷりで面白い!
相手より多くの得点を取るためには、どんどん手札を並べていきたいところ。
しかし、相手に狙いの色がバレてしまうと、揃えることを阻止されてしまいます。そうなると、得点がマイナスになってしまうことも…。
逆に、相手のカードがそろうことを阻止するために、手札にカードをキープしておきすぎても、自分の得点に結びつかないし…。
と、いうように、「カードを出したいけど出せない…」というジレンマが、考えることを増やし、ゲームを面白くしていると思いました!
「賭けカード」で一発逆転があるのが面白い!
ルールの説明でも書いた通り、「賭けカード」は得点を2倍~4倍にしてくれます。
これを上手く使うと、大量得点の獲得が可能に!一発逆転も期待できます。
しかし、マイナスの場合でも倍化してしまうこのカード。
使い方を間違えれば、大幅なマイナスにもなってしまいます。
このジレンマも、このゲームの面白いところだと思います。
実際にカップルで遊んで感じたメリット
ルールがシンプルで、初心者でもわかりやすい
ルール自体は、必要なカードを並べて得点を競うという、シンプルなもの。
対象年齢が10歳~となっているだけあり、1回プレイすれば、すぐに理解できる内容となっています。
私もルールを理解するのに時間がかかるタイプだけど、これはすぐに理解できたよ!
頭脳戦の要素と運要素のバランスが良い
ボードゲームは、年齢や経験値によって、実力に差が出がち…。
カップルや夫婦でも、どちらかがめっぽう強い、ということ、あるんじゃないでしょうか?
だからといって、完全な運ゲーじゃつまらないですよね。
このゲームは、そのバランスがとても良くなっています。
上記でも説明した通り、ジレンマがたくさんある分、基本的にはよく考えないと負けてしまいます。
しかし、カードの引きによっては、あっさり勝ててしまったり、逆にどんなに頭を回しても負けてしまったりします。
彼女のカードの引きの良さに、どれだけやられたことか…。
このバランスの良さによって、頭脳戦でありながらも、実力差が出にくいゲームになっていると感じました。
カードのデザインが良い
これは、彼女の意見ですが…(笑)
カードのデザインにもこだわりが見られます。
特に探検カードは、数字が大きくなるごとに、探検が進む絵柄となっています。
デザインを楽しむのも、また一興なのではないでしょうか…(笑)
(笑)ってなんやねん!!
実際にカップルで遊んで感じたデメリット
プレイ時間がやや長い
公式情報では、所要時間は30分となっています。
しかし、私たちが実際にプレイしたところ、1時間弱ほどかかりました。(汗)
特に、ゲームをやればやるほど考えることが増えるため、長考になりがち…(笑)
時間があるときにゆっくり遊ぶか、考える時間を制限するなどの工夫をした方が良いかな、と思いました。
ボードゲームで30分~1時間かかるのは、そんなに珍しい事でもないと思いますけどね…!
ある程度遊ぶと、飽きがくるかも。
「ロストシティ」は、奥が深いゲームです。
しかし、ゲームの展開そのものが大きく変わるわけではないため、同じ相手と何度も戦うのは、飽きが来るかもしれません…。
ちなみに、私たちは4ゲームプレイした後、しばらくやっていません(笑)
でもボードゲームって、家においてあると、たまに無性にやりたくなるよね!
カードが無駄にでかい
これもたいしたデメリットではないですが…(笑)
カードは、ハガキ弱くらいのサイズがあります。
このゲームに使うなら、こんなに大きくなくても…とも思うのですが。(笑)
収納する外箱も、ティッシュボックス2つ分くらいあるので、サイズ感が気になる人は、一応気を付けてください(笑)
まとめ
私たちが思うに、ロストシティは、
- 頭を使う要素が欲しい
- 実力差(経験値や頭の回転など)があっても、楽しめるものがいい
というカップル(夫婦)にオススメです!
わたし
以上、私たちの体験談でした!参考になっていれば幸いです!
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