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【失敗談】雨の日にUber Eatsの配達をしたら、救急車に運ばれて、売上が3割しか残らなかったお話

※この記事の一部に、通販サイトのアフィリエイト型広告が含まれています。

ぼく
ぼく

どうも、ぼくです。

ウーバーイーツの配達業は、雨の日の方が稼げるといいます。

理由は以下の2点。

  1. 雨天時は注文が増えるのに対し、配達員が減るから。(需要が供給を上回りやすい)
  2. 雨の日は特別インセンティブ(通称:雨クエスト)が発生するから。

というわけで、雨の日に配達に挑戦してみた僕。

すると、稼げるどころか、なんと儲けが3割になってしまいました

そんなぼくの失敗談をまとめました。
今考えると、馬鹿すぎることばかり…。

この記事を読んで、これから雨の日にウーバーイーツしようとしている方が、ぼくと同じ馬鹿にならないよう、注意して頂ければ幸いです。

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配達開始から倒れるまでの記録。

救急車のイラスト(斜め)

その日の状況。

その日は、ウーバーイーツの配達を始めてから、5回目の稼働日。

ちなみにぼくがウーバーイーツを始めたのは、10月初旬のこと。
この時期は外で過ごしやすいので、供給(配達員の数)に対して、需要(注文)が少なくなります。

つまり、晴れるとあまり稼げない時期ということ。

実際、その日以前の4回は晴れの日に行いましたが、期待していたほど稼げませんでした。

ぼく
ぼく

まだ初心者で不慣れってのもあるけど、思ったより稼げてないな…。


そんなことを思いながら4回の稼働を終えた次の日。

その日の天気予報は、一日中雨
気温もこの時期にしては低く、需要が増加するのは必須。

極めつけに、ウーバーイーツから「雨の日クエスト」の通知。

ぼく
ぼく

雨が金に見える!!

これは挑戦するしかない!!

そしてぼくは、雨の中、配達に向かったのでした。

あんなことが起こるとも知らずに…。

配達開始。

とありあえず雨を防ぐため、近くの100均で上下のカッパを購入

時刻は午前11時。

さっそくオンラインにすると、すぐに配達依頼が届きました。

もうそこからは、さすが雨の日。
ピークタイム中は、なり止むことがありませんでした。

そしてピークタイムを過ぎ午後3時。

すでに靴はずぶ濡れ
安いカッパも、意味をなさなくなりつつありました

しかし、これまでより稼げるため、ウハウハ状態。
アドレナリン出まくりで、むしろ全然元気だと思っていました

ぼく
ぼく

この調子で後半もガンガン稼いでやるぜ

夜もフル稼働。終了後、体に異常が…。

午後3時を過ぎると、さすがに少し需要が落ち着いたので、ご飯休憩。

近くのスーパーに寄り、惣菜パンを2点購入
スーパーにあった電子レンジで温め、食べました。

30分ほど休憩し、再び参戦

その後も需要は衰えず、ひたすらにペダルを回し続けました。

そして、あっという間に午後10時。
その日出ていた「雨の日クエスト」もギリギリ達成することができました。

この日は28回の配達で、経費を除き「12,823円」を稼ぎ出しました。

さて、帰宅しようと、自転車を漕いでいると…。

ぼく
ぼく

なんかメッチャ眠い…。

強烈な眠気が襲ってきました。

「あれ、ちょっとヤバイかな」と思い、一度近くの公園のベンチへ。

「いやいや、雨降ってるのに公園?」と思われましたかね?
実はこの時、ぼくは既にずぶ濡れ状態。
もう雨なんか関係ありません。
ちなみに、完全に体温が低下し、体力も奪われまくっていたのですが、この時点ではそんなことには気が付いていませんでした。

さて、公園で座っていると、今度は脱力感と、空腹が襲ってきます。

ここで愚か者はこう思いました。

ぼく
ぼく

そうか。
お腹が空いてるから体調が悪いのか。

というわけで、コンビニで肉まんを購入。

正直、肉まんはメチャクチャ美味く、身体に染みました。

しかし、そんなことで体調が改善するはずもなく、頭痛吐き気倦怠感と、どんどん症状は悪くなっていきます。

そんな最悪の身体を引きずりながら、帰路を急ぐ僕。

頭痛と吐き気は悪化し、徐々に呼吸も浅くなり、体も震え出す最悪な状態。

「このままだと死ぬのでは…。」
この時は、本気でそう思いました。

帰宅するも、体調は最悪。ついに救急搬送へ…。

油断すれば倒れそうになる自分を励ましながら、なんとか帰宅。

しかし、家に帰って身体を温めても、震えも動悸も止まらず…。
吐き気もピークに達し、とうとう戻してしまいました。

その時、その日は遊びに行っていた彼女が帰宅。

倒れている僕をみて仰天する彼女。

しかし、すぐに自体を察知し、冷静に対応してくれました。

結局、彼女が「救急相談センター(#7119)」に連絡をとり、救急車で運ばれることに…。

ぼく
ぼく

この時、彼女がいなかったらどうなってたことやら…。
本当に頭があがりません…。

病院に運ばれると、問診の後、点滴へ。

点滴を受けながらお医者さんに
「風邪っぽい症状も出てるし、あとは疲労。そこに追い打ちをかけたね」というようなことを言われました…。

点滴を受けると体調は良くなり、その日はそのままタクシーで帰宅。

時刻は深夜4時。
僕が馬鹿すぎたせいで、彼女をはじめ、本当にいろいろな方に迷惑をかけました…。

後日、医療費の精算へ。

後日。

医療費を「預かり金対応」してもらっていたので、病院に精算に向かいました。

さて、医療費は…

病院の<br>受付
病院の
受付

7,368円です。

ぼく
ぼく

七千!!??

高っ!!!

と、一瞬思いましたが、深夜対応の場合、お金がかかるのは当然です。

バカな自分の高い勉強代だと思って、支払ってきました…。

結局、雨の日に頑張った結果は…。

お金の入った封筒のイラスト(円)

ここで、雨の日に稼いだ収入と、病院に行ったことによってかかった支出を計算してみましょう。

  • 稼いだお金(収入):12,823円
  • 病院代(支出):7,368円
  • 病院の帰りのタクシー代(支出):1,500円

12,823 - (7,368 + 1,500) = 3,955円

なんと、売上の70%が病院代に消えたことになりました…。

一体何のために、わざわざ雨の日に働いたのやら…。

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反省点

反省文のイラスト

ここからは、この時の反省点と、具体的な改善策を記述していこうと思います。

雨の日にウーバーイーツをしようと思っている方。

私を反面教師にして、油断せずに万全の対策を行ってくださいね…。

反省点① 装備が余りにも不足していた

鉄兜と鎧を着た兵士のイラスト

どう不足していたか

雨の日に配達を行う場合、重要なのが、「身につけているものを濡らさないこと」です。

なぜなら、着用しているものが濡れると、「体温・体力を奪われる」&「身につけているものが重くなる」からです。

ぼくはここをあまり重要視せず、「バッグは防水だし、100均で上下のカッパさえ揃えればいいでしょ」と、完全に油断して臨みました。

その結果どうなったか。

まず最初に、ものの数分でスニーカーがずぶ濡れに。
足の冷えは、すぐに全身に回るので、本当に注意が必要です。

次に、頭
カッパにフードはついていましたが、自転車で走っているとすぐに脱げてしまい、結果的に髪がびしょ濡れに…。

そして数時間経つと、徐々にカッパもやられ始めます
100均のカッパは、短時間使う分には良いかもしれませんが、長時間の使用には持ちこたえられませんでした。
結果的に、衣類にも水が浸透し出します。

そして、ウバッグ
一応防水仕様になっているので、中身に支障はないのですが、意外と水を吸います。結果、メチャクチャ重くなりました。
これが、疲労を増幅させる結果となりました…。

改善策

ぼくの経験から、最低限の装備として、

  • 頭部の防水対策
  • しっかりとしたカッパの購入
  • 靴を濡らさないための対策
  • ウバッグの防水対策

の4点は用意してから、向かうべきだと思いました。

特にレインウェアは、後々の損得を考えると、ケチって中途半端な性能のものは買わない方がいいと思います。

このような、登山などでも使われる「ゴアテックス」素材が使われているものを選ぶようにしたほうがいいでしょう。

反省点② 休憩時間・食事量が不足していた

休憩中のぴょこのイラスト

なぜ不足したのか

雨の日のウーバーイーツは、本当によく鳴ります。

次々に配達依頼が来るため、ぼくは自分の体力も考えず、とにかく働くことを優先しすぎてしまいました。

結果、労働時間11時間に対し、休憩時間はたったの30分に。

普通に考えても短すぎますね…。


また、お金も時間ももったいないと思い、ご飯は「惣菜パン」を2つのみ購入。

成人男性の、ましてや運動をしている人間の昼食が、これで足りるはずがありません…。

結果、空腹と疲労が重なり、体調を壊す一因となりました…。

改善策

とにかく、こまめな「休憩」と、しっかりとした「食事」を摂ること

これは雨の日に限った話ではありませんが、特に体力を奪われやすい環境(雨天時・熱いor寒い日)では、より気をつける必要があります。

休憩を取る場所も、外などではなく、室内で取るほうが良いでしょう。

ぼく
ぼく

「当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、いざとなると、ついつい配達を優先してしまう人もいるのでは…。

家を出る前に、

「この時間からこの時間までは、何が何でも休む」

と決めてしまったほうが良いかもしれません。

反省点③ 自分の疲れに気が付けなかった

辛そうに荷物を運ぶ配達員のイラスト(男性)

なぜ気が付けなかったのか

先ほどの話と重なる部分もありますが…。
ぼくはこの日、休憩を30分しか取らなかったうえに、倒れる直前まで働き倒しました。

なぜか。

それは、疲れを感じなかったからです

実は人間は、仕事に夢中になると、疲れに気が付きにくくなるそうで

みなさんも、何かに熱中しすぎて、気を抜いた瞬間にドッと疲れが出た、なんてことありませんか?

精神科医の西多昌規さんの著書「休む技術」によれば、これは、これまで興奮や快感で脳が感じにくくなっていた疲労が、ふと気を抜いた時に一気に出てくることで起こるそう。

つまり、ぼくはこの時、稼ぎが良いことが「快感」となり、疲れを感じることが出来ずにいたんですね。

その結果、終了後にドッと疲れが生じ、救急車で運ばれることに…。

改善策

先ほどと同じですが、とにかく「休憩をしっかりとる」こと。これに尽きます。

ただし、どのぐらい疲れているか、働いている時には案外気が付けないもの。
また、「休む」ということに、抵抗を覚えてしまうのが、日本人の性。

この対策には、やはり「あらかじめ休みをスケジュールすること」が得策でしょう。

また、雨の日だからこそ、いつもより働く時間を短く設定するというのも、一手かもしれませんね。

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まとめ

ということで、愚かなぼくの失敗談でした。

雨の日のウーバーイーツは、実際稼げます。

しかし、きちんと対策をしなければ、僕のように余計なお金を支払うはめになるかもしれません。

また、そもそも雨の日は交通事故の危険性も格段に上がります。
万が一に備え、バイクはもちろん、自転車でもきちんと保険に入っておきましょう。

そして最後に、彼女に言われたことを、みなさんにも共有したいと思います。

彼女
彼女

ウーバーイーツは自分のペースで出来るのが良いところ。

でも裏を返せば、普通だったら無理してたら止めてもらえるのに、誰にも止めてもらえないってこと。

だからこそ、いつも以上に「体調が悪くなる前にやめとく」っていう自己管理が大切だよ。

と、いうわけでみなさん。

「自分は無理をしてしまうかもしれない」という前提で、無理をしないように自分をコントロールしながら、お仕事していきましょうね。

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